ロースクールへの入学志願者が激減していると聞きます。 優秀な人材が法曹の世界を目指さなくなることは業界にとって大きな損失です。 そこで、法曹の一端を担う弁護士の仕事に少しでも興味を持ってもらうため、弁護士7年目に入った私のある一日をご紹介しましょう。 うちの事務所は個人や中小規模の法人様を依頼者とする事件が多い、いわゆる街弁と呼ばれる部類に属する事務所です。ある街弁の一日とはどんなものか、軽い気持ちで読んでください。 7時半 起床 9時 都内警察署にて暴行事件の被疑者と接見 10時 上記事件親族と打合せ 11時 検察庁にて上記事件弁護人選任届提出、裁判所にて上記事件勾留請求却下申立て 12時 残業代請求事件の電子内容証明作成、発送 13時 破産管財人として債権者集会の準備 … [Read more...]
当所メンバーのブログ
当所メンバーによるブログ。弁護活動や日々の雑感を交えて弁護士としての姿勢をお届け致します。
相続問題(1) 紛争が顕在化した場合のデメリット
皆様、こんにちは。 お花見の季節がやって参りましたね。 うちの事務所からすぐの新宿御苑の桜も7分咲きになって来たようです。 お花見といえば、出会いと別れの季節です。 今回は「別れ」に関する法律問題に触れてみましょう。 別れに関する法律問題といえば、ずばり相続問題です。 今回は、相続問題が顕在化してしまった場合にはどうなってしまうのかを簡単にご説明したいと思います。 結論を先出しますと、相続問題が起こって紛争が顕在化しますとその解決までに、大変な時間・費用・労力がかかります。 今回の記事を読んで頂くことで残される相続人の方々のため、生前にできる手当てを検討して頂ければと思います。 被相続人が亡くなってから相続人が対処せねばならない当面のスケジュールは下記のとおりです。 7日以内に死亡届の提出 … [Read more...]
当番弁護士制度と変わらない味との再会
私は東京弁護士会に所属しているのですが、先日、当番弁護士の待機日に、久しぶりの当番弁護士の出動要請の連絡があり、都内の警察署へ急行しました。 そもそもの当番弁護士制度とは何なのか。 簡単に説明しますと、各弁護士会が待機させている弁護士を逮捕者からの出動要請を受けて派遣させる制度です(待機させている、といっても実際にどこかで待機させているわけではなく出動要請があった場合に速やかに警察署へ急行できる態勢を整えてもらっているに留まります。)。初回の面会費用は無料です。 どうしてこのような制度が整備されたか。それは主に逮捕直後の密室での取調べが自白の強要など冤罪の温床となって来た歴史を踏まえ、弁護士による早期の法的保護を与えるべきと考えられたためです。 さて、早くも話を元に戻しますが、今回の出動先は私の出身中学のすぐ側の警察署でした。 警 … [Read more...]
ブログを開始いたしました
初めまして、弁護士の清水信寿(しみず のぶひさ)と申します。 新宿清水法律事務所所長 清水信寿弁護士 私は現在、新宿御苑にある新宿清水法律事務所の所長を務めております。 今更ですが・・・これから人生で初めてのブログを始めて参ります。 このブログでは、弁護士として働く日々を徒然なるままに書き綴っていきたいと思っております。 話題は日々の業務雑感からニュースや日常生活にまつわる法律問題に留まらず、個人的な趣味の話にも及んでしまうかもしれませんが、どうぞ宜しくお願い致します。 弁護士 清水 信寿 新宿清水法律事務所 所長 … [Read more...]