日本における離婚数及び離婚率の推移 上記厚生労働省の推計によると、平成27年度の離婚数の推計は22.5万組(人数にすると50万人)で離婚率は1.80%です。これは1年間で約2分20秒ごとに1組のペースで夫婦が離婚(下記のいずれかの離婚方法は問いません。)している計算になります。 平成14年をピークに離婚数及び離婚率は減少していますが手放しで喜べるかというとそうではありません。 この原因についてですが、近年では「嫌婚」などという造語も出て来ていることからも婚姻に対するネガティブなイメージが広がって来た結果、婚姻数が減少したことによるものと考えられます。 離婚の動機(男女別) 最高裁判所事務総局平成26年(2014)「司法統計年報」によれば、夫もしくは妻による離婚申立ての動機をランキング形式で整理すると下記のとおりとなるようです(3つまで … [Read more...]
離婚参考事例 Eさん(36歳男性)
妻から性格の不一致を理由に離婚を迫られ、実家に帰られてしまったEさん。関係修復が難しいのであれば、せめて財産分与の面では妻に譲歩してほしい、とご相談にいらっしゃいました。 当事務所が代理して、妻から起こされた離婚調停に対応した結果、唯一の夫婦の財産だった共有名義のマンションを売却し、売却益の半額以上をEさんが取得して離婚する、という内容で調停が成立しました。 … [Read more...]